「お婆ちゃんもお母さんも太ってるから、自分も太ったのかなぁ?遺伝で太ったのかも」と考
えることがしばしば。結構食べているのに太らない友人などを見ると、「ズルイなぁ」と思っ
てしまうこともありますよね。太る理由には以外と遺伝も関係していそうです。
視床下部に働いて抗肥満作用をするレプチンという物質があります。通常、人の体は体脂
肪が増えると、このレプチンを分泌して体脂肪量をコントロールします。しかし体脂肪が増え
過ぎるとレプチンがたくさん分泌されすぎ、効き目が薄くなってしまいます。
このレプチンが遺伝的に多い人は食べる量の制御がしにくいみたいです。
また、基礎代謝の多い少ないも、遺伝するといわれています。
遺伝の他にも、置かれていた環境も太った原因になります。食事の量やスポーツ環境な
どは、一緒に生活している家族と自然に似てくるものですよね。割合としては「遺伝が4割、
環境6割」くらいみたいです。たとえ遺伝でも、人より痩せるのに時間がかかるだけで、まっ
たく痩せないことはありえません、運動や生活習慣を見直せば痩せることは可能です。
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